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やけのはら

趣味の物置

クニミツの政

今までに読んだ数百種類の漫画の中で5本指に入る面白さだった。

 

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クニミツの政 - Wikipedia

 

あらすじ

ーーーひょんな事件をきっかけに政治に目覚めた東京都下町のヤンキーであった武藤国光が、師匠である牧原代議士の命令で、坂上竜馬の秘書として新千葉ヶ崎市の市長選挙を争う物語。国光の持つ天性の強運、カリスマ性と仲間の知恵を合わせて、強敵と戦っていく。(wikiより)

 

原作者は『金田一少年の事件簿』や『Bloody Monday』などで有名な安童夕馬先生。

作画は朝基まさし先生という方で、『GTO』のようなタッチで描かれている。

 

魅力

1.主人公を始め、キャラクターが個性的

 

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東京下町出身で中学中退の主人公、武藤国光。

初対面の人への自己紹介で「ニッポンを変える男よ!」とか言っちゃう痛快な男。

政治に関して殆ど知識が無いものの、持ち前のカリスマ性と大胆な行動力で次々と問題を解決していく。

 

ありがちな感じの主人公ですね。笑

 

次に紹介するのはこの人

 

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今回國光が秘書として仕えた政治家、坂上竜馬。

普段は温和な性格だが、政治に関してしっかりとした展望を持って、正しいと思うことをハッキリと伝え行動する、國光の尊敬する人物。

政治献金や裏の繋がり等を一切せず、自分の展望で指示を得る。

 

 

特に僕が好きなキャラクターは上の2人ですね。

2人の考え、行動で何度涙したか分からない。

 

もちろん他にも敵対する市長候補や、中立的立場のジャーナリスト、味方になる天才選挙参謀、悪徳政治家などなど、濃〜〜〜いキャラクターが沢山登場します!

 

紹介したくてたまらない…けど書ききれないので次に。笑

 

2.政治の裏の話

この漫画、裏金、献金YKZなどなど、政治の裏の部分が惜しみなく、コミカルに描かれます。

以下は國光が政治家秘書として、初めて「政界」に立ち入るシーン

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こういった政治の裏側が、面白おかしく描かれます。

それに対しての國光。

 

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ごもっともですね。

このもっともな意見を、体裁とかを気にせずにズバズバ言ってのけるのが主人公、國光で、面白いところです。

 

 

3.政治問題が学べる!

 

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ー小さくてすみません;;

 

こういった政治のおかしい部分などは、コマをこんなに細かい文字で詳細に語っています。

語りの部分のページの文章量が多い。それでいて簡潔に分かりやすく伝わるんですよね。

全体を通して21世紀前半の話が多いんで、耳にしたこと有るような話も多いです。

 

うーんなるほど。。。って思うことも多くて、漫画読みながら政治の知識が軽く付いちゃいます。面白い。

 

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また上みたいに、実際に行った取材内容をそのまま漫画に起こしてる場面もあるんですね。上のはインフルエンザや風邪と薬についての問題。

 

これただの少年漫画読んでるんだよな…?って思っちゃうシーンですね。笑

この話の文章量やばいです。めっちゃ学べちゃう。

 

4.選挙の戦略戦がアツい!

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選挙戦略、僕は全く知識が無かったので知らないことばかりでした。

上のなんてほんの一例で、漫画では数十もの戦略が飛び交い合う、選挙戦争でしたね。

例えば、相手を政治から引きずり下ろすような戦略を取る時もあれば、相手にワシントン条約違反の希少動物を送りつけて憲法違反で逮捕させるだとかも。笑

しょーもないものから知略を巡らせたものまで様々なものが飛び交います。

 

バトル漫画顔負けの工作のし合い、流石『Bloody Monday』や『金田一少年の事件簿』の原作者ってところですね。本当に度肝を抜かれる展開で物語に吸い込まれます。

 

5.画風

ここまでひたすら内容について書いてたのですが、最後に作画について。

次の画像は2.で紹介した話の後の展開です。

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漫画『GTO』とかを読んだことある方は慣れているかもしれません。

この漫画、問題の詳細説明やちょっとしたジョーク、関係のない話などを小さく沢山書いて、

訴えかけるようなシーン、重要なシーンをページの殆どを使うような大きなコマで描くんですね。

 

もちろんこういう画風は漫画では普通かもしれないのですが、こういう漫画だからこそ、より一層心に来ます。

 

その話を受けた後の國光の1シーン

 

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先生の考えに感動した國光の言葉、しっかりと伝わります。

 

情報が詳細まで分かりやすく伝わりながら、重要なシーンを情熱的に伝えてくる。

このような描き手だからこそここまで良い漫画になったんだと思います。

 

 

最後に

 

この漫画、是非オススメしたい!

 

イマイチ下手な文章で魅力も語りきれてないのが残念ですが、気になったら読んでみて欲しい!

 

なんかチラッと試し読みが出来るらしいサイトも置いておきます。

sokuyomi.jp

まぁこの数ページじゃあんまり魅力が伝わらないかもしれないけど…笑

 

 

気になったり読んだ人は是非話しましょう!

語り足りないシーンが多すぎる!

 

では〜